株式会社電通総研(ISID)の面接に落ちた方の体験談

この記事では

株式会社電通総研（ISID）の面接時のエピソード

株式会社電通総研（ISID）落ちた経験のある方からのアドバイス

株式会社電通総研（ISID）で実際に働いている方の声

などの株式会社電通総研（ISID）の面接の体験談や実際に落ちた方のエピソードを紹介していきます。

電通総研（ISID）の面接を受けようと考えている方に向けて、実際の体験談をもとに、面接対策に役立つ情報をまとめました。

電通総研（ISID）の会社概要

出典元：電通総研

電通総研（旧ISID）は、企業や社会の課題を総合的に解決するようにサポートをしている会社です。

特にシステムインテグレーション企業が必要とする情報システムを設計、構築・運用するサービスを提供しています。

また、コンサルティング企業の経営戦略や業務改善、デジタル化などについてアドバイスを行っています。

電通総研（ISID）のコンサルタントを受けた方

面接で聞かれた質問

• 自分を商品として売り込んでください。
• 高校の部活動では何が強みの選手でしたか？
• （職務履歴をもとに）自己紹介をお願いします。
• アセスメント経験はあるが、それをどのような根拠（フレームワーク）に基づいて行っていましたか？
• 安いベンダーとの差別化を図るために、あなたはどのようにコンサルタントとしての価値を発揮しますか？
• DXの定義はどう捉えていますか？
• 経歴とコンサルタントとして世の中にどういった価値を提供できるか5分くらいで話してください。
• 5年後、10年後どういったことをやっていきたいですか？
• 入社したらどういった事業に携わりたいですか？
• 新規事業企画を経験しており、その深堀。
• 新規事業どういった部分が難しくて、どのように対応しましたか？
• DXをやってみたいと思ったきっかけは何ですか？
• 今の会社ではやりたいことはできないのですか？
• どんな現場を経験してきましたか？
• 逆質問

などが挙げられます。

面接エピソード

面接はオンラインで、雰囲気は一般的には穏やかで和やかでしたが、面接官のスタイルや質問のタイプには少し違いがありました。

私の場合は、40代から50代のコンサルタント3名が面接官として参加し、質問に対して次々と深掘りしてくるスタイルでした。

特に、一般的な質問に見えても回答を深く掘り下げ、過去の経験をコンサルタントとしてどう活かすのかを問われるなど、思考力と対応力を試される内容が多かったです。

私の面接では特に「コミュニケーション能力」が重視されていると感じました。

準備が難しい質問や、瞬発的に答える必要があるものも多く、質の高さや経験以上に、愛嬌や明るい印象、適切な対応力を見られているように思います。

一次面接から最終面接まで一貫して「その人の人柄や能力がチームでどのように活かせるか」が見られていると感じました。

落ちた方からのアドバイスや後悔している事

コミュニケーション力をアピール

ISIDでは、単なる経歴の話以上に「その場での対応力」や「愛嬌」などが重要視されているように思います。

面接中もリラックスしつつ、笑顔を絶やさず、質問に対して明るくはきはきと答えるようにすると良いと思います。

どんな質問にも柔軟に、笑顔で対応できることが評価される傾向があります。

準備が難しい質問も多いため、自分の強みや実績をしっかり整理しておいてください。

具体的には、「これまでの経験がISIDでどう活かせるか」「どのように価値を提供できるか」といった点をはっきりと答えられるように準備するのがおすすめです。

未経験でも視点を変える

コンサル未経験であっても、クライアントにどんな価値を提供できるかを語る姿勢が重要です。

ISIDでは、過去の仕事の流れを深く掘り下げられることが多いので、回答をコンサルタント視点で組み立て、課題解決のプロセスを論理的に話せると良い印象を与えられると思います。

会社やプロジェクトへの理解を深める

会社の理念や事業内容、直近のプロジェクトについて調べ、ISIDならではの強みや目標を把握しておきましょう。

特にスマートファクトリー分野など、今ISIDが注力している領域がどこかを知っておくことで、会社への理解をアピールできます。

面接官の態度が圧迫的に感じられる場合もありますが、これは対応力を試すためのものと割り切ったほうが良いです。

私も、少し強い口調で質問されたり、予想外の質問で詰められたと感じる場面がありましたが、「冷静に返答する姿勢」を持つことが大切だと感じました。

電通総研（ISID）の営業職を受けた方

面接で聞かれた質問

• 業界知識をどう収集していますか？
• （とある事業について）この事業をどう推進するか考えて教えてください。
• あなたがこれまでに直面した最も困難なプロジェクトは何ですか？その際にどのように問題を解決しましたか？
• あなたにとって幸せとは何ですか？
• 営業の実績を教えてください。
• キャリアビジョンを教えてください。
• 他Sierとの違いについて教えてください。
• 人間魅力とはなんですか？
• ITが世の中に普及して便利になった点はどういうところですか？
• 何がやりたいと思って応募しましたか？
• 将来自分はどうなりたいですか？
• カードを1枚引いて、そのお題に沿った2分間スピーチ。

などが挙げられます。

面接エピソード

質問内容はオーソドックスで、特に捻った内容はありませんでした。

私の面接には人事担当者と現場役職者の計4名が同席し、時間は1時間ほどです。

主な質問内容としては、これまでの経歴や実績、志望動機など基本的な項目が中心で、特別に難しい質問はありませんでした。

営業、人事、企画、事業などの各部門から6人ほどの部長が登場し、形式的な質問も多く感じました。

そのため、選考というより「どれだけ採用につなげられるか」というポジティブな目的の面接である印象が強かったです。

ISIDの面接では、一次・二次面接の段階で特に現場のニーズをしっかり伝えるように工夫されているため、面接官が求めていることを感じ取り、自分がどれだけ貢献できるかを考えながら回答することが重要だと感じました。

落ちた方からのアドバイスや後悔している事

自己紹介と経歴の整理

面接では簡潔でわかりやすい自己紹介が求められます。

特に自分の強みや成功体験に関するエピソードを用意しておき、面接官に強い印象を与えられるように準備しましょう。

志望動機は、他の企業との差別化を意識し、具体的にISIDに魅力を感じた点を話せるようしておいてください。

自分のキャリアビジョンとISIDでの成長機会をリンクさせることで、説得力が増し、採用に一歩近づきます。

特にIT業界でのスキルを持っている方は、具体的な技術経験やプロジェクトを詳しく説明すると良いです。

自身の役割や解決した問題について具体的に話すことで、技術力のアピールが効果的になります。

問題解決能力とロジカルシンキング

面接では論理的な思考や問題解決能力も評価されます。

過去の経験を通じてこれらのスキルをアピールできるエピソードを用意し、ISIDでの役割に必要な力があることを示しましょう。

企業文化や価値観にどれだけ共感しているかを示すことで、面接官にも自分がチームに適応できることが伝わりやすくなります。

企業に貢献できることを考える

自分がISIDでどう貢献できるかを考え、積極的にアピールしましょう。

面接前に練習を行い、質問に対する回答を何度も見直すことも大切です。

転職エージェントを活用しフィードバックをもらうことで、回答の精度が高まり、自信を持って面接に臨めるようになります。

電通総研（ISID）のエンジニア(アプリケーション/システム開発)系を受けた方

面接で聞かれた質問

• （集団面接で）他者のスピーチの感想をお願いします。
• 休日は何をして過ごしていますか？
• 志望理由を教えてください。
• プレゼンでこだわったポイントはありますか？
• IT未経験ですが、今後何をしていきたいのですか？
• 面接官の経歴も含め、気になることはありますか？
• ISIDにどんな印象を持っていますか？
• テーマトークでお題が「ツンデレ」についてトークをお願いします。
• あなたの強みを教えてください。

などが挙げられます。

面接エピソード

私の場合、一次から最終面接まで全てオンラインで行われ、面接官もとてもフレンドリーでした。

通常の質疑応答に加え、自己紹介カードやプレゼン面接もあり、他社とは少し異なる形式でユニークな選考だと感じました。

特に印象的だったのは、面接官が私の話を丁寧に引き出してくれたことです。

単に私の経験やスキルを質問するだけでなく、ISIDの事業内容や面接官自身の仕事のことも共有してくれて、双方向での会話が重視されていることがわかりました。

また、最終面接では役員も同席し、雑談を交えながらリラックスしたムードで進行されました。

ISIDでは応募者と組織との相互理解を深めることに力を入れている印象です。

他にも、カードを使った1分間トークでは、場の空気を読み、話題に合わせて自分らしく話せるかといった「臨機応変さ」を見られていると感じました。

全体的に肩肘張らない面接でしたが、その分、ISIDの職場にマッチするかどうかを自然体で判断しているように思います。

落ちた方からのアドバイスや後悔している事

ISIDを選んだ理由を明確にする

ISIDの面接では、「なぜISIDなのか？」という質問に対する説得力が大切です。

他の会社ではなく、なぜ自分がここで活躍したいのか、ISIDの価値観や理念にどこで共感したのかを自分の言葉で伝えられるよう準備しておきましょう。

私も、ISIDの事業内容や自分の価値観に結びつけて話したことで、スムーズに面接を進めることができました。

可能であればフレンドリーさを意識し、固くならずリラックスして臨むのがポイントです。

SIDではユニークな選考形式が多いため、臨機応変に対応する力も求められます。

カード面接などの短いトークでは、どんな話題でも自然に、自分らしく話せるよう準備しておくと良いでしょう。

普段からフレンドリーに人と接する練習をしておくと役立つと思います。

自分の強みと経験を具体的にアピールする

面接官は「この人はISIDでどのような価値を提供できるか？」を見極めようとしています。

ですから、自分が過去に培ってきたスキルや知識をどうISIDで活かせるかを、具体的なエピソードとともに伝える準備をしましょう。

とくにISIDでは事業に幅があるので、自分の経験がどの部署やプロジェクトに貢献できるか、話せるようにしておくと説得力が増します。

柔軟なコミュケーションが鍵

ISIDの社員は、明るく積極的な雰囲気を持つ方が多く、「真面目一辺倒」では少し合わないかもしれません。

かといって軽い気持ちで臨むのではなく、自分の考えや意見をしっかり持ちながらも、柔軟なコミュニケーションができるよう心がけましょう。

面接では自然体で話せるようになるためにも、模擬面接を行い、フィードバックをもらっておくのがおすすめです。

電通総研（ISID）のアーキテクト系職種を受けた方

面接で聞かれた質問

• 自身の経歴について話してください。
• 新卒で入った会社を選んだ理由は何ですか？
• 最近興味を持っている技術について、興味を持っている理由と、その技術において新しくチャレンジしていることや学習していることがあれば教えてください。
• 興味のある業務内容について具体的に説明してください。
• 今までやってきたプロジェクトの内容を教えてください。
• この先どのような仕事を希望しますか？

などが挙げられます。

面接エピソード

面接官は執行役員や担当部長が数名同席しており、堅苦しい雰囲気というよりも意見交換の場といった印象です。

通常の本選考のように構えたものではなく、「お客様との関係性」や「新しい事業を進める上での課題」について話をする、いわばディスカッション形式の面接でした。

また、私はエージェントを通して面接に臨んだため、条件やポジションに関する具体的な質問もなく、比較的スムーズに進んでいきました。

落ちた方からのアドバイスや後悔している事

事前の対策をしっかり行う

面接での質問内容は、そこまで難解なものではなく、むしろベーシックな内容が中心でした。

ただし、だからこそ「対策はしっかりしておいた方がいい」と感じました。

準備不足では自分を十分に表現できず、通過が難しくなる可能性もあるからです。

複数の企業にエントリーする場合はスケジュール管理をしっかり行い、面接日程が重ならないよう注意しておくとよいでしょう。

ガクチカの経験を明確に

電通総研の面接では、過去のガクチカ（学生時代に力を入れたこと）や問題解決経験を求められます。

この時、できれば数字を使って実績や変化を示せると説得力が増します。

「この取り組みでどれだけ成長したか」「何が改善できたか」を具体的に語ることができると良い印象を与えられると思います。

自分の「やりたいこと」を整理して伝える

面接官は、こちらの「やりたいこと」を具体的に把握したいと考えています。

そのため、「自分がISIDでどのように貢献できるか」を具体的にイメージし、伝えられるようにしておくことが大切です。

例えば、新規事業に関心がある場合、その分野での課題や取り組みたい内容を明確にすることで、より説得力が与えられると思います。

エージェントを通すのもおすすめ

電通総研の中途採用では、エージェントを通すとスムーズに進むことが多いようです。

条件交渉などの手間が省け、自分の準備やアピールに集中できる点が大きなメリットです。

また、この会社は個性を重んじる傾向があるため、面接で自分の強みやユニークな部分をうまくアピールできると好印象です。

特に経歴の中で「尖った部分」があると、話題が広がりやすくなると思います。

聞かれたことに対して、明瞭な回答を心がける

面接では、自分が話したいことよりも「聞かれたことに対して的確に答える」ことが重視されます。

面接官は、回答内容からその人の適性やスキルを評価しているので、質問に対して明確かつ簡潔に答える意識を持ちましょう。

結局のところ、伝え方も重要な判断基準の一つになると感じました。

電通総研（ISID）で働く魅力

電通総研で働く魅力をお伝えします。

出典元：電通総研

年収・福利厚生

電通総研の職種別平均年収は以下の通りです。

「電通総研（ISID）の年収水準は、同業他社と比べてもかなり高く、会社の業績が良い年にはボーナスも充実します」

「入社時から高めの給与が期待できることが特徴です。1年目：約400万円、2〜3年目：500〜600万円、4年目：700〜800万円、5年目：800〜950万円ぐらいです」

「30代前半で年収1000万円を超えることも珍しくありません。ただし、一部の給与は前払い退職金として積み立てられるため、賞与の一部を退職金口座に移す社員もいるようです」

「電通の健康保険組合に加入しているため、医療費の補助やサークル活動の費用支援など、充実した福利厚生が受けられます」

「社内にはマッサージ施設があり、格安で利用可能です。また、最近では一部時間帯で無料のコーヒー提供も始まりました」

「申請をすれば副業が認められいます」

「基本給とボーナスが高めに設定されているため、住宅補助などの制限が気にならない方も多いようです」

「かつてあった社員食堂は現在利用できなくなっており、食事の利便性を少し気にする声もあります」

ワークライフバランス

出典元：電通総研

「電通総研では、基本的にテレワークが導入されており、ほぼすべての業務がオンラインで進行します。そのため、自宅での作業がメインとなり、出社するかどうかは個別で判断できます」

「自分のペースに合わせた働き方が可能な場合もありますし、必要に応じて終了し、夜に仕事を再開するような柔軟な対応もできます」

「個人の裁量が大きいため、自己管理を徹底的にできる方は働きやすいと思います」

「育児支援制度が終わっており、育休以降はリモートワークや時短勤務もスムーズに利用できます」

「特に子育て世代にとって働きやすい環境が整っています。女性管理職も多く、産休や育休を取得しやすい雰囲気が社内に根付いています」

「電通総研では、ハラスメント防止に力を入れており、偏見やセクハラなどがほとんどありません」

教育体制・スキルアップ

「中途入社した社員向けの研修制度が整っています。まず3か月間、ITに関する基礎やビジネスマナー、チームでのグループ研修などが行われ、この研修を終えてから「仮所属」されます。その後も、実務的に学びを意識しながら「本配属」の流れになっているため、段階を踏んで自信を持って業務に取り組むのが特徴です」

「社員が必要と感じた書籍やセミナーの受講料を会社が支援してくれる制度があります」

「英会話教室や選択式の講義、外部の研修に参加できるほか、資格取得に必要な費用も会社が負担してくれるため、業務に関連スキルを積極的に学ぶことができます」

「電通総研では、ITのプロジェクトを1次受けで持ち、開発の最初から最後までの工程に関わることができます。プロジェクトの規模も幅広く、半年程度の小規模な案件から、2〜3年かけてこれにより、プロジェクトごとにチャレンジができ、成長を感じられる環境が完了しています」

「 事実、会社の収益も増加傾向にあり、会社全体としても成長しています」

人間関係・やりがい

出典元：電通総研